心配事の9割は起こらないを読みました。
枡野俊明さんの「心配事の9割は起こらない」を読みました。
枡野俊明さんは曹洞宗徳雄山建功寺住職であり、庭園デザイナー、大学教授をやられてる方だそうです。
この「心配事の9割は起こらない」は40万部のベストセラー。
この本を手に取る人が多いのは、世の中の方々も日々会社、将来、人間関係と様々な不安を抱えながら生きているんだなと思いました。
僕は心配事があってもなんとかなるだろう。
起きてから考えよう。
その事象が起きるか起きないかは結局2分の1だ。
と、てきとーに生きている人間です。
この本は自分のまわりで起こること、その時自分の感情に対してどう対処したらいいのかというのを禅語を通して教えてくれます。
昔にできた言葉にも今の社会でも通じることは多々あるんだなと感じました。
その中で好きだったことを書き溜めます。
~正論を振りかざさない~
正論をいうときはその人の目線は相手より必ず高くなっている。
まさに僕です。正論で丸め込もうと考えたら自然と相手の言葉をきかずこれはこうだと決めて仕留めようとする自分がいます。
そんな態度の人間と信頼関係は生まれないです。
相手の意見、どんな考え方があってもいいんだと受け止める
相手の顔を立てる。
~損得で判断しない~
これついやっちゃいますね。
この人と仲良くなれたらいいことがある。この人といても特に何もないな。
こんな前提から人と関わるとそれは人間関係ではなく、上下関係になってしまいます。
そんな損得のものさしを捨てれば人生で大事なことが見えてくるらしいです。
~勝負にこだわらない~
社会人になると勝敗なんてないものに勝ち負けつけちゃいます。
営業成績もそうですし、友人との給料や休日などすぐ比べて勝ち負けというより優劣をつけてしまいます。
でもそうではなく、目の前の仕事に一生懸命取り組み自分で頑張ったなと思える納得感があればそれでいい。
そしてその頑張りは誰かが必ず見ているだから目の前の状況にくよくよせず真摯に取り組むそれが大事だと感じました。
(勝手な解釈してすみません。)
大事だなと思うことって
人と比べないとか日々の当たり前を大切にするとか、習慣が大事とか
絶対いままでの人生で言われてきたことなのにすっかり忘れてしまったり、分かっていてもできていなことを禅語を通して考え方を導いてくれます。
なんか心疲れてるわーって人におすすめです。